KJH76712の日記

南国フィジーに移住しての話題をお伝えします。

チョット頑張って

一人暮らしではなかなか覚悟が決まらないのですが、頑張って天ぷらにしてみました。今日は週末の市場でOta(フィジーのこごみ)を一束(100円)買ってきて少しだけ天ぷらにしてみました。衣がすこしゆるめだったかな、でも美味しくできました。器は南国らしくバナナの葉っぱ、おしゃれにハート形に並べて。

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フィジーに住み始めての「初天ぷら」でした。で、余熱がもったいないので「海老せんべい」も揚げちゃって、ビールのつまみになってます。

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Otaの天ぷらってとってもおいしいです。茹でるのと違って栄養が逃げないし揚げたてだったら、お塩なくても美味しく香りで食べれるくらいだし超ヘルシー。Otaの評価がまた一つ上がりました。ちなみにOtaは一束500g超、結構な量です。日本人を忘れてはいけませんね。

材料が無くて

先週から拙宅の建設現場が動いていません。理由は「材料が手に入らない」とのことです。今年は史上最大のサイクロンの来襲で各地で壊滅的な被害が出たことも一因ですが、どうやら有り余るチャイナマネーが市場を狂わせているようです。今年に入ってから大規模なリゾート開発があちこちで。ただでさえ不足している材料の値段を釣り上げているようです。フィジーの国旗が赤く染まらないようにしてほしいのですが、これってどうにもならないのでしょうね。

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高い値段の買い手に優先的に材料を回しているために、半年も早く注文しているにも関わらず「サイクロンのせいで復旧現場が優先だ」とかごまかされてます。村の復旧は遅れていていまだにテント暮らしの人もいるそうですが、リゾート地は罹災後わずか2カ月で立ち上がっています。

材料ばかりではなく有能な職人の引き抜きもひどいものです。これじゃ現地の人たちはいずれ不動産を購入できなくなるかも。・・・変なの!

フルーツのおいしい季節が

南半球の冬も終わりに近づき、フルーツの季節がやってきました。まず、最初はマンゴー。続いてパパイヤが出てくることでしょう。バナナもそろそろ食べごろです。ところでバナナはここフィジーでは道端にコロっと生えていて、フルーツって感じがしません。でも、黙って取ったらお行儀悪いし、写真だけ。

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パパイヤは、先のサイクロンでのダメージが大きくて今年は値段が高く、数もなかなか出回っていません。マンゴーは大木なので大丈夫だったみたいです。

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写真中央左が花盛りのパロットマンゴーの樹で、左端に少しだけ見えてるのはブレッドツリー、パンの実が成ってました。どちらも、熟れた実がよく道端に転がっていることがあります。

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名物サトウキビの収穫もいまが最盛期です。毎日トラックやシュガーケーン・トレインなる狭軌の簡易鉄道で大量に運搬されています。・・・あちこちで脱線してますけど・・・

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もうすぐ暑い、夏がやってきます。

 

「OTA」が大好きで

一説では日本名が「オオタニワタリ」とかいうらしいシダの芽が、フィジーではOTA。これがタロイモの葉っぱに包まれて市場で売られてます。お値段はわずか2F$(100円)。柔らかくゆでておひたし風にいただくもよし、マヨネーズもよく合いますしその両方でもまた美味しい。嬉しい食材です。

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ゆであがってまな板に載せてみると、結構な量です。

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これ、100円なら安いでしょー。しかも美味しい。

南国フィジーはこれからが春になります。

ちなみに、現在(午後10時)お部屋の気温は28℃。暖かくなってきました。

突然の出来事で

家内が亡くなって、フィジーで一人暮らしになってしまいました。しばらくは何もする気が起きず食事もできませんでしたが気力を振り絞って拙宅の建設を見守ってきました。それで、やっと昨日壁のブロック積みとトップビームのコンクリート作業が終わり来週からは屋根の作業に移行するようです。基準となる芯柱が立ったので日本式に「お飾り」をつけてみました。

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道路に面しているので村の人たちが何事かと注目していました。これは「工事の安全と家族の繁栄を祈る神聖なシンボルだ」と伝えたら皆さん大喜び。

完成予想図はこんな感じですが、まだ少し考え中のところもあります。

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自分で設計しました。AUTO CADは得意だったのですがJWWはなかなか慣れることができません。まぁ、無料ソフトだから少々の不便は我慢しなければならないでしょう。自慢は33畳ほどのリビングかなぁ。ってか、これ一人暮らしにははっきり大きすぎますね。作っちゃったんだからもうしょうがありませんが。

よいお天気なのに

フィジーでの家屋建築は5月から11月頃までの乾期がラッシュになるようです。道路をよく見ているとセメントやブロックを積んだトラックが多く行き交っています。ってことで、作業員の確保もタイトになるようです。今日なんかもせっかく良いお天気なのに作業は中断です。どうもほかの現場でタイトな工程をこなしているようです。その、ほかの現場というのが現在借りている家の隣なのです、笑っちゃいますけど。

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月曜から毎日21時までの残業の連続です。フィジアンも残業ってやるんですね。そういえば土曜日も仕事してましたし。焦って仕事を急いでも雑になるばかりだから棟梁に文句を言うのはやめといて、庭でも見て回ることにしました。

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 ここの土は赤土で痩せています。でも、気温が高いので野草はほぼ無尽蔵に生えてきます。ご近所の芝生がきれいなお宅に「芝の種はどこで手に入れたのですか」と聞いたら「勝手に生えてきた」とのこと。・・・さすがフィジー。

園芸用のちゃんとした土は袋入りで売っていますが40kg入りで30F$(1,800円)以上もするんですよー。肥料も結構な値段ですから、家庭菜園も贅沢な趣味かもしれません。ってことで小さな鉢にネギでも植えて楽しもうかと種をまいてみました。

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あとは、水やりしながら楽しみに待ちましょう。

この土は苗床用で、1kg1F$もしたんですよー。・・・元を取らなくちゃ。

拙宅の着工

今月下旬になってやっと、拙宅の新築工事が始まりました。まずは整地から始まって敷地境界の確認と原寸でのマーキングと順調に進み、基礎工事となりました。ここ、フィジーでも地鎮祭らしき催しがあって礎石を埋める際には少し緊張しました。

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基礎工事はいとも簡単で幅40センチのバックホーで溝を掘って、そこに直に鉄筋を敷いてコンクリートを流し込みます。地盤が粘土質で非常に硬いため、地盤が直角に掘れます。ですから、型枠が要らないのです。

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この上に、ブロックを敷きならべてゆくのですが楽しそうに談笑しながらあっという間に何段か仕上げていきます。と、そこまでは良いのですが二手に分かれて進んでいたチームが合流するところで段差ができてしまいました。寸法間違いでしょうか、どうするのか見ていると段差の分は型枠を組んでコンクリートを流していました。大丈夫なのでしょうか?。監督に聞けば「Do'nt worry」とのこと。

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日本ならばブロックを使ったりしませんが、これがフィジーの最も一般的な建築方法と聞きました。地盤は確かに日干しレンガのごとく硬いので大丈夫なのでしょう。

我が家、7LDKの第一段階です。

明日は埋め戻しと床の工事に進むそうですが「寸法間違い」の無いよう目が離せません。

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