KJH76712の日記

南国フィジーに移住しての話題をお伝えします。

Happy Birthday

今日はある人の誕生日です。心からのお祝いと感謝を送りたいと思います。

フィジーに移住してもう一年半になり、外国での一人暮らしには慣れてきたつもりですが、いろいろと苦労させられることもいまだに多くあります。

さて、フィジーは三時間の時差で日本より進んでいます。現在午前10時。気温は29℃。だいぶ涼しくなってきました。フィジーは日本と違ってこれから冬に向かいます。

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これは「ナンヨウ・サンショ」別名「カレーツリー」です。ここのインド料理には欠かせない香りです。種を蒔いてから40日目の姿です。大きく育てて庭に植える計画です。

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最近、野良が二匹やってきます。夜8時ころになると外で待っています。ラムソーセージを刻んでツナ缶をまぶして・・・おそらくこの国で一番贅沢な野良かもしれません。

寂しい一人暮らしの唯一の友達ですからいいでしょう。

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南国の夕日は、やはり雲の少ない冬が綺麗ですね。これはお誕生日プレゼント。

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元気に過ごしております。ラストにもう一度「お誕生日おめでとうございます」

挿し木のキャッサバ

嘘か本当か試してみようとキャッサバの枝を突き刺してみたのが8月上旬。二か月ちょいで結構立派な風貌になったので直植えにしてみようと引っこ抜いてみるともう芋がくっついてるじゃん。ちょこっと驚き。この生命力ってフィジアンパワーの源かもしれません。

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最初は葉っぱも何もないただの棒切れだったのですが、強いものです。聞くところによれば上下を間違えて挿しても、地下から葉が出て地上から根が出るとのこと。こんなアバウトさが実は本当のパワーなのでしょう。なんともたくましさを感じます。

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さて、今日の話題はもう一つ「明け方の集中豪雨」でした。今朝6時ころでしょうか、もう明るくなってきたころです。外で大雨です、空は明るいのに。フィジーではよくあるゲリラ豪雨かと思いふと外を見るとなんと貯水タンクへの給水パイプが外れて大噴水。慌ててもしょうがないので傘をさして元弁を閉めましたが証拠写真を撮っておきました。だって、水道代は実費なので水の無駄遣いじゃないってこと証明しなくちゃ。

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パイプはねじ込みじゃなく接着剤だけなんです。フィジーはいまだに時々断水があるので余裕のある家庭には必ず貯水タンクがあるのです。おそらく昨晩も断水があって、復旧時のウォーターハンマーで抜けちゃったのかなぁ。数十トンくらいは散水しちゃったかも。やれやれ・・・

二足わらじ1号

安いサンダルは底が薄くて砂利道を歩くと足の裏に痣ができるほど痛いので、何とかしようと作ってみました。二枚重ねのサンダルです。接着剤や両面粘着テープも考えたのですが、どれも力不足です。結局釣り糸を使っての縫合を選択しました。だって、高級サンダルって100F$するし。これなら一足12F$、二足合わせても24F$。

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糸をまっすぐに貫通させると底がすり減ったときにすぐ切れてしまいそうなので側面からの斜めの糸を通す方法です。これ、ビルマの靴修理屋さんの知恵です。

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試運転がてらに建設現場に歩いて行ってみました。
うぅむ、「ペッタラペッタラ」と重くていまいちしっくりこないけど・・・ま、いっか。
(名付けて「二足わらじ1号」:製作時間一時間半)

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使った道具はこれ、革製品用の針。ミシン針のように先端に糸穴があります。日本から持ってきたものですがこんなところに使うとは思ってもいませんでした。でも、使い方を覚えるとこれも便利なもの。厚手のものの修繕には必須アイテムですし。

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棟上げのお祝いは

Lamb Shank:骨付きラム肉の燻製なんていかがでしょう。ちょっと手間をかけて一人暮らしの晩酌を工夫しました。だって「棟上げ」だもん。

思えば建設の契約をしたのが2月、サイクロンの影響で材料も職人もそろわず手つかずのまま放置され、基礎ができてからもほかの現場が優先で後回しにされ。大工に喧嘩売っても天災だからしょうがないと逃げられ。本来ならもうとうに引っ越ししているはずの今になってやっと棟上げ。

それでも、フィジーに長く住んでいる方には「驚異的なスピード」と慰められつつやっと本日屋根板全数が乗りました。

ってことで、骨付きラム肉の燻製でスペイン産赤ワインで乾杯!。

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いい艶してるでしょー、香りが素晴らしいのです。これを薄切りにして味見した結果今夜はレモン塩で。大根おろしがあったらポン酢が最高だろうなぁ。

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さて、飲み物はと迷ったところでスペイン産の赤ワインを選びました。たった一人でのお祝いパーティー。

さ、明日からも現場監督を頑張りましょう。

 

フィジーブルーの

ちょこっと無理して頼んだ色の屋根板が出来上がって現場に到着しました。色は「フィジーブルー」。オリンピックでラグビーチームが金メダルを獲得して急に有名になったあの色です。青空のブルー、海のブルーにココナツのグリーンを少しだけ足したような素敵なブルーなんですよ。

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まだ、屋根板は仮止めなので突風が来やしないかとヒヤヒヤものです。でも、このトタン屋根ですが結構な板厚で上を人が歩いてもびくともしません。まだ反対側は半分残ってます。今日はきれいな夕焼けだったので明日には全面貼り終えるかなぁ。

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それにつけても、いつも明るい職人さんです。でも、親方(左端)が電卓で悩んでいます。固定用のネジの数が足りないとか。残念なことにこの国には「九九」ってのがないので掛け算ができないのです。

縦何列で横が何列でなんぼ、って日本人なら小学生でも簡単にやっちゃうのに。

振り返ればきれいなお月さま。ちょうど日没の2時間まえあたり。いよいよ家らしくなってきました。

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でも、これで秘密の日光浴ができなくなっちゃいました。壁だけの時は中で段ボール敷いてすっぽんぽんで裏も表も存分に焼き焼きしてたのに、もうそれができません。ま、短い間の楽しみでした。・・・その写真はありません・・・

久々にSmoke

Smokeと言ってタバコじゃありません。燻製のことです。日本に居たころは寒くなるころによく作っていました。ところがフィジーは寒くならないので豚肉を寒風に曝して乾燥させることができません。生ハムは無理にしても煙のにおいだけでもと思い挑戦してみました。

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マーケットの冷凍食品売り場でラムソーセージを買ってきて自然解凍させます。それを80℃位の温度でゆでて取り出し、余熱で表面を乾燥させます。

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表面が乾いたらいよいよ燻煙の準備です。このために買った安物のペラペラのステンレスのフライパンにチップを敷いて、金網を乗せます。チップは道路工事のために切り倒されたRain Treeの切り粉を一週間ほど乾燥させて使いました。

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最初の数分はこのままで水分を飛ばしてやり、ボウルですっぽりと覆って10分ほど煙になじませます。で、蓋のボウルを取るとこの色合い。なかなかいいですね。

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ソーセージのケーシングがピンとなっていい感じ。全部で1kg燻製して大満足。ちなみに今日は縦に開いてゴーダチーズを挟み、これをバーナーで焙り贅沢に仕上げました(冒頭の写真)。あえてソースなど掛けずにSmokeを楽しみました。

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皮はパリッパリ、中はジューシー。ちなみにラムソーセージ1kgのお値段は500円って安いっしょ!!!。

流木を拾って

先日海岸を歩いていて、何気なく流木を拾いました。それを何気なく持ち帰って見つめていたら何か作ってみたくなって。1cmくらい切り取ってまずは内側を削り形を整えて指輪にしてみました。実用性は無いにせよ、お遊びで・・・。

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柔らかく軽い素材でした。簡単に割れてしまいそうでヒヤヒヤ。

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サイズが決まったら仕上げに両脇と外側を丁寧に削っていきます。最後はやすりで作業します。仕上がったらごま油を染み込ませて色を出します。きれいな濃淡が出ました。

それを表面だけ油を洗って取り除き、瞬間接着剤を染み込ませて全体を補強します。

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これは補強前の素材、触るのが怖いくらい。・・・ま、暇なので・・・