もう4m越えは近い
結構厳しい剪定をしているにも関わらす、庭の栴檀がもう4mに近い勢いだ
今年の雨季は雨が続いて最近になってやっと日照が、と思ったら庭木の勢いが凄い
栴檀(白檀)はこの国では「サンダルウッド」と呼ぶ
語源はサンスクリット語らしい、ここでも香木として取引される
でも、この一本は大切なもの、売り物にはしない
今はちょうど実がついている
どこまで伸びるものか、楽しみでたまらない
指導者の判断は
昨晩、来月1日早朝までの「外出禁止令」がでた
日本と違って政府の命令だから、違反者は逮捕・拘束され罰金
理由は、台風の接近だから
こうして、国民の生命財産を守る施政は評価できる
次の選挙を心配するより、今をどうするか
芝刈り
雨の多いこの季節は庭の芝草というか雑草が伸びる
三週間で猫じゃらしの穂は膝丈にもなるので、近所の友達に芝刈りを頼む
彼は我が家の芝刈りをもう3年近くやってくれていて、植木や苗の位置を知り尽くしている(時々失敗もしてくれるが・笑)
今日も朝の8時から来てくれた
乾草の匂いって、嫌いじゃない
太陽の良い匂いがする
芝刈りをすると地虫とかが、驚いて逃げ回る
それを狙ってムクドリが舞い降りる、面白い
芝刈りの作業を、すぐ後ろで見ながらホバリングしている
こんな自然で愉快な国もある、コロナなんて無いしマスクも要らない
理由は簡単、昨年三月に厳しい鎖国防疫をしただけのこと
日本の愚かさを嘆く
パンの実で
今日はカレーにした
今はちょうどパンの実が美味しい季節
これを使った
大きな袋を背負って、若い衆が売りに来る
一個五十円!
いい感じの、熟し具合
半分に切ってさらに八つに切って芯と皮をむけば準備OK
普通のジャガイモ替わりに乱切りにしてOK
でんぷんがとても多いので、ちょっと水に晒しました
あとは普通にカレーを作るだけ
ここには「ルー」が無いから、全部自作です
バターと牛乳と小麦粉、スパイスは我が家の秘伝のレシピ!
(超テキトーですけど)
パンの実は、甘くないサツマイモとぬめりの無い里芋ってな感じ
使い方としては、普通にジャガイモと思っていい
実際、薄切りにして素揚げすれば、塩を振ればポテチになるし、バターを塗ればトーストになる
今日使ったのは半分、残りはまた考えよう
現地の材料でも工夫は実に面白い・・・失敗も多々あるけど
正月にふと思いついたこと
理由はわからんが、ふと思いついたらカレーをイメージしていた
この国ではカレールーが手に入りにくい、そして高い
日本の4倍以上、そこでチャレンジ魂が起爆
カレー粉もあるが、機械でガリガリ作るので香りが飛んでしまっていて風味も最悪
しかし、ここは頑張る
ルーはホワイトソースをベースに、スパイス類は
あるもので工夫「カルダモン、クミン、コリアンダーにマスタードシード」
全体を引き締めるのにクローブを一個だけ・・・ガラス鉢で摺り下ろして自家製ホットマッサラ-もどきを用意
肉は強めの塩とカレー粉で「もみもみ」、強火で大きめのフライパンで低温から炒める
、しっかり焼き色がついたが煮込み鍋に移し休憩、続いて玉ねぎを生姜とニンニクとバターも入れて香りが出たらコンソメを追加てしんなりするまで
ここで油と小麦粉とバターが入ってルーらしくなる
煮込み鍋の肉と玉ねぎルーを合体させて、赤ワインを結構ドバドバ入れて煮込みを開始
在庫があればセロリやパプリカも欲しいところだが、残念
ローリエを二枚、あとはコトコト煮込むだけ
仕上げの塩コショウとかいろいろお好みで
感想
:夏場の台所は暑い
初物は意外に甘い
6月に植えたパッションフルーツ、熟すると自然に実が落ちる
黄色に色付いた実が落ちるので、毎朝チェックが必要だ
でも、落ちてからさらに一週間ほどの追熟をさせると甘みが増してくる
目安は皮が縮んでシワシワになることが良い、あまり追熟させると今度は種が大きくなりすぎる
それにしてもわずか半年で収穫できるなんて、南国のパワーは凄い!
思い出のサンダルウッド
三年前、私の大切な人と一緒に植えたサンダルウッド(栴檀)がもう私の背丈をはるかに超えて元気に育っている
愛犬にかじられたり、はたまた掘り起こされたり
いろいろありましたが、ここまで育ったのは本当にうれしい
幹もここまで太くなればサイクロンでも大丈夫だろう
もっともっと大きくなるはず
この栴檀の成長を見ていると、樹々にも心があるって信じられそうだ
人生にはいろいろな事がある